2022/08/20 19:53

私たちのお肌は食べ物を食べることでできています。しっかりとした食事を取ることで、体の内側から綺麗になっていきたいですよね?


さつまいもはそのまま食べてもおいしいし、お菓子にしてもおいしいです。

食物繊維が多いことで有名なさつまいもですが、それだけでなく、美肌・美腸になる、美容効果がある成分がたくさん含まれています。




さつまいもにはどんな栄養素があるの?オンリーワンの栄養素も!


美腸効果&ダイエットの味方!食物繊維

サツマイモといえば食物繊維。豊富な食物繊維がお腹の中を綺麗にすることを手伝ってくれます。

100gあたり3-4g入っていると言われ、他の野菜と比べても高い数値です。


食物繊維は、腸内の健康を維持するための善玉菌を増やし、腸内に悪玉菌が多くなると腸内での腐敗が進んでしまうので、毒素を吸着して体の外へ排泄します。

悪玉菌や毒素などの有害物質は、ニキビや肌荒れなどの原因になるとも言われています。

腸内を綺麗に保つためには、食物繊維をたくさん摂取するのがおすすめです。


また、食べ物を食べると血糖値が上がることは知っていると思います。この時に人間の体はインスリンという、中性脂肪に代わりやすいホルモンの一種を分泌します。

食物繊維には血糖値を上げるのを抑える性質があるので、インスリンの分泌にも効果的です。


食物繊維は満腹感を持続させて、空腹感を減らしてくれます。

最近、コンビニエンスストアでも血糖値を下げる、食物繊維を使用した商品がたくさん販売されているのはダイエットにも食物繊維が効果的だからです。


ビタミン接種で美肌効果

さつまいもには、リンゴの7倍のビタミンCが含まれていてシミ予防に効くといわれています。

そして体内の代謝を促進するビタミンB群もたくさん入っています。

抗酸化作用で老化を防止する「若返りビタミン」とも言われる、ビタミンEはアンチエイジングにも効果があります。アンチエイジングのためには、ポリフェノールが含まれているのもうれしいポイントの一つです。


カリウムでむくみを解消

カリウムには体の内側に蓄積された余分な塩分・水分を排出し、必要な水分のみを体内に溜め込む作用があります。ラーメンやお好み焼きを食べると、体に塩分がたまり、むくんだりすることがありますが、これをカリウムが解消してくれます。さといもやホウレン草にも豊富な栄養素です。

さらにイライラ予防に効果的であるカルシウムが含まれているのも見逃せません。


オンリーワン成分ヤラピンで便秘解消

さつまいもを切ったときに出てくる白い液を見たことがありますか?ヤラピンは胃の粘膜を保護し、腸のぜんどう運動を促してくれるので、便秘の解消効果もあります。

ヤラピンはさつまいもにしかない成分で、自然界の下剤とも言われています。


これだけ豊富な栄養があるさつまいもは美容食材としてピッタリですね。


おまけ:生活習慣病の予防

食物繊維が血糖値の急上昇を防ぐので糖尿病の予防にも効果的です。血糖値をコントロールすることで他の生活習慣病の予防にもつながります。

ビタミン類やポリフェノールの効果酸化作用はがん予防にも効果があると期待されてます。



食べ方で気を付けるポイント

効果的に取り入れる方法

さつまいもの栄養素を効果的に得るためにいくつかのポイントがあります。


皮も食べる

皮に含まれるカルシウムは実の5倍もあります。

そして、ビタミンCをしっかりとるには、丸ごと蒸かすか、焼き芋にするのがおすすめです。


水にさらさない

切って水にさらすと、ビタミンCは水に溶けてしまいます。食べ方としては食前に食べて食欲を抑えるのがおすすめです。

ダイエットのためなら、その期間の主食をさつまいもに変えるのも良いです。

ちなみにカロリーなどを考えると一日1本くらいがおすすめです。



おまけ:サツマイモの選び方。

時期は秋から冬にかけてが一番です。

そして、おいしいさつまいもは皮に光沢があってしっかり太っているものが良いです。

保管するときは冷蔵庫ではなく冷暗所で保管してください。

保存がきくので、秋冬にまとめ買いして保存しとくのもおすすめです。



さつまいもはおいしいだけでなく栄養満点なことがわかりましたね。さらに、さつまいもの栄養素は女性の様々な体の悩みを解決してくれる美容食材であることもわかりました。

これを知ると、これからさつまいもを食べるのがもっと楽しくなりますね。