2022/10/03 16:57
コグマとはさつまいものこと コグマは韓国語で”고구마”を日本語読みしたもので、さつまいものことをさします。 2017年に韓国で少女時代のソヒョン、missAのスジ、IU、SISTARのソユ、Davichiのカン・ミンギョンがさつまいもを食べるコグマダイエットを成功させたことで、若い女性のを中心にブームが起こりました。 コグマダイエットとは? さつまいもは栄養価がとても高く、食物繊維も豊富でダイエットにはとても優れた食材です。さつまいもは150gぐらいのサイズのもので、約190calあるといわれています。それに対して、日本人の主食である、白飯(お茶碗1杯程度)は150gあたり約250calです。 コグマダイエットはカロリー摂取量をさつまいもで調整して、主食と置き換えるダイエットのことです。 白飯(お茶碗1杯程) 150g・・・約250kcal さつまいも 150g・・・約190kcal そしてこのダイエットは美容大国の韓国で有名になったことで、日本でも人気が高まっているダイエットなのです。 なんでコグマ(さつまいも)が良いの? 食後血糖値の上昇を示す指標で”GI値”という値があります。 血糖値が上がると、人間の体は「血糖値を早く下げないといけない」と判断して、多くのインスリンを分泌します。インスリンは血中の糖分を脂質に変えてため込む性質があります。そうすることで太ってしまうのです。 つまり、ダイエットをするにはGI値の低い食材を選ぶことをお勧めします。 そして気になるさつまいものGI値は55です。 この数値は主食系の食パン(91)やもち(85)、精白米(84)、うどん(80)と比べても低いのがよくわかることに加えて、じゃやがいも(90)、やまいも(75)などの芋類と比べても明らかに低いです。 さらに、さつまいもに含まれるポリフェノールは主にクロロゲン酸です。抗酸化作用があり、脂肪の蓄積を抑える効果があります。肥満防止のためのサプリメントなどにも使われていて、ダイエットを成功させるためには注目の成分です。 そして、ヤラピンをご存じでしょうか。ヤラピンは食材の中でも、さつまいもにだけ含まれている成分です。さつまいもをカットしたときなどに、トロっと出てくる白い液を見たことはないでしょうか。それがヤラピンです。 整腸機能があり、焼き芋などに調理しても減少しにくい性質を持っています。胃や腸で消化されにくいので、体の中で下剤のような役割を果たします。水分を保ったまま腸を刺激し、便秘解消の機能があるので、ダイエット中の期になるお腹の針などを抑えてくれます。 減量中に炭水化物をとって大丈夫なの? たとえ減量中であっても炭水化物は摂取するようにしましょう。 なぜならば炭水化物を摂取しないと、身体がエネルギー不足になってしまうためです。 特に赤血球は糖質をエネルギー源としているため、過度な糖質制限は赤血球の機能を低下させ、身体を酸素不足の状態にさせてしまいます。 おすすめの調理方法は? 蒸す さつまいもを皮ごと洗って、新聞紙にくるんで蒸します。 そして、電子レンジを600wに設定して2分、さつまいもの温度上げて、200wでじわじわ中に火を通して10分すると、おいしい蒸し芋の完成です。300gぐらいまでであれば、一気にチンできます。 蒸かすことで、少し甘みが出て、ダイエット中の貴重な糖分接種になることと、カロリーは生のさつまいもと変わらないのでとてもおすすめの調理方法です。 焼く さつまいもを輪切り1センチほどに切ってフライパンで焼きましょう。味が欲しい時は塩などを軽くまぶすのもよいかもしれません。 さつまいもは、焼くことでカロリーが高くなるといわれています。これは、焼く過程で水分が減ることで軽くなり、見かけ上のカロリーが増えてしまっているのです。 なので、生のさつまいもと焼いて食べたときのさつまいもの摂取するカロリーは事実上、生の場合と変わりません。 蒸しと生の場合のカロリーが同じなのは、蒸す過程では水分が抜けにくいからです。 さつまいもは焼いても蒸してもカロリーは変わらない食材 さつまいもは焼いても蒸しても、カロリーや糖質の量に変化はないことがわかりましたね。 さつまいもにはたくさんの栄養分がほかにも詰まっているので、カロリーに敏感になりすぎずにコグマダイエットを楽しんでくださいね。